休館日の昨日、10:00~11:30「NPOあかつき」の理事会、事業活動や会計の中間報告と次年度の予算要求案について検討する。
16:00、退職婦人教職員グループ26名が来館。文学館常設展を中心に観覧される。紹介するとDVD『不屈のびったれ』も全員で観てくれた。幡多在住の方々も加わり32個の貝殻が積み重ねられる。休館日、しかもちょっぴり遅い時間帯に開館したのだが、思わぬ入館者の多さに、ひとりほくそ笑む。

 今日は朝から、理事会議事録の作成と欠席した理事さんへの資料などの送付作業に追われる。郵便局に駆け込み。その後、黒潮町広報11月号「文学館・図書館コーナー」の校正などしていたら、あっという間に16:00近くになっている。

 町内出身のメゾソプラノ歌手・志田理早さんから、『海辺の音楽会』のチラシが送られてくる。11/5(日)開場13:30、開演14:00、歌とピアノのコンサートが予定されている。会場は大方あかつき館1Fレクチャーホール。高知大・宮田信司教授のピアノ伴奏とソロ演奏もある。添えられていた手紙には、こう記されていた。
『夏の帰省の際に会場の下見に行きました。ホールの片隅には、イスやテーブルと重なり合って、古いアップライトピアノが置かれてありました。館長にお伺いしたところ、このピアノは伊田小学校が閉校した際に、比較的新しかったピアノは上川口小学校が譲り受け、上川口小学校にあった古いピアノは、大方あかつき館へ寄贈されたとのこと。弾いてみると、聞き覚えのある優しい音がしました。まさか、この会場で母校の小学校のピアノに出会えるとは・・・。地元で演奏会をしたいと願いつつも、付きまとう不安や覚悟の足りない私でしたが、背中を強く押してもらいました。』
『宮田先生によって蘇る古いアップライトピアノと共に、歌わせていただく感謝と喜びをもって音楽会に臨みたいと思います。』
 
 この週末には、合唱団「むぎ」の第41回発表会がある。その会場でもプログラムの中に折り込んでもらおう。
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 第25回企画展「林嗣夫・詩の世界」ポスターの町外配布が遅れている。午前中、時間を見つけて四万十市内の公民館、図書館、文化センターなどを回る。ついでにホテルや量販店などにも届ける。それだけで二時間余かかってしまった。
 だが、入館者は順調に増えている。昨日で170名を超え、あとひと踏ん張りで今月300名の大台も見えてくるだろう。

 午後からは、県主催シンポジウム『海洋資源を活用した漁村でのサービス業の振興』(10/30)の下見で訪れた県職員の方たちと、会場になっているレクチャーホールの照明、音響、プロジェクターなど操作の確認に付き添うことに。
 その後、明日予定している「NPOあかつき」理事会の議案などを作成し綴じる。明日は、10:00~12:00第2回理事会である。
 次いで、15:00過ぎからは退職された教職員の方々から要請があり、文学館を開館することにしている。「幡多路の旅」の途中、30名近い方々があかつき館に寄ってくださるとのこと。入館者数が増える! 喜んでお引き受けした。そのあと、タカクラ・テル文学碑への案内も頼まれる。
 
 今日はインターメットのサーバー・トラブルがあったとかで、長い時間使用できなかった。たちまち仕事がストップしてしまった。インターネットに依存している社会の脆弱さを垣間見た思いがする。
 台風21号が接近中! 休館日の明日も、忙しくなりそうだ。
 雨の朝、開館前からシルバーさんが入って庭や駐車場周辺の芝生を刈ってくれている。7月末に作業してもらってから二か月半、どこもかしこも伸び放題に伸びていた。広い庭で、しかも雨の降るなか、作業はなかなか大変そうだが、少しずつさっぱりとした姿が見られ始めている。ここ二、三日作業が続くのだとか、せめて雨でもやんでくれると助かるのだが・・・。

 午後、5年前にエントランスに置かせていただいた塑像『祈り』の作者Yさんが、奥様と一緒に来館される。町民ギャラリーの写真展や文学館をご案内する。今夜は中村にお泊りの予定だとか、さっそく割烹『常連』に予約を入れた。塑像を届けていただいて以来の再会である。一献傾けながら旧交を温め合おう。こんな約束ならすぐに決まってしまうのが、なんとも嬉しい。
 同じ時間帯に、東京からだという二人の方が入ってこられる。上林の奥さま・繁子さんのご親戚の方々であるとのこと。しばし伊禰子さんや平城さんが帰っておられたこと、先日の演劇「びったれの証」や文学講座のことなどお話する。お墓参りもかねて、数日滞在されるとのこと。繁子さんの縁者の方の来館は、めずらしい。
 合間を縫うように、育休中の職員・祥さんと史子さんが顔を見せてくれる。史子さんはかわいい子どもさんを抱っこしている。幸せそうな様子の二人に、しばし心も和む。
 いつもなら静かなはずの火曜日だが、どうしたことか今日は不思議な出会いに恵まれ、文学館の貝殻も積み重ねられていく。

 15:00過ぎ、前企画展で借りていた最後の資料を作家・中脇初枝さんに郵送する。数の多かった江川崎や十川開拓団への返却や10月上旬の演劇公演、文学講座などを優先し、ついつい遅れてしまって申し訳なかったが、これでやっと肩の荷が下りる。本当の意味で、特別企画展「世界の果てのこどもたち」~北幡・満州開拓団の記録~の終了である。

 
2017.10.15 日常のなかで
 10/6(金)11:00~14:00「ふるさと総合センター」ホールの舞台設営。16:00頃から、地元小学生と世田谷ピンポンズさんのみ段取り稽古。18:00~21:00、全員参加して初めての通し稽古。偶然にもこの日は、上林暁生誕115年目の記念の日でもある。
 10/7(土)10:00~12:00過ぎまでゲネプロ。13:30開場、14:00~16:00過ぎまで本番。200名を超える方々が集まってくれる。舞台に上がっている時間は二幕一場のほんの数分間だけだったが、ずっと楽屋で待機していたので、舞台の出来や観客の反応はわからない。ただ、後で地元の方々からお褒めの言葉を頂戴し、一安心する。
 ただちに会場の片づけ。その後、19:00~21:00近くまで駅前の「もりちか」で打ち上げを行う。劇団the・創「びったれの証」演劇公演、無事終了する。ほっと一息つく間もなく、文学講座に。
 10/8(日)13:30~15:30、2F会議室を急きょ変更し1Fレクチャーホールでの「第2回文学講座」。「暁晩年の家族と隣人」と題して、暁の孫・大熊平城さんに講演していただく。70名余の方々を前に、ご家族でなくては知ることのできない暁晩年の人間模様や貴重なエピソードを熱く語ってくださった。ギター片手にシャンソンもご披露くださる。
 また、両日ともピンポンズさんには歌っていただく。前夜の「舟盛」海鮮料理だけでは、お礼にもならない。
 夜は「真味」で、暁の長女・伊禰子さんも加わり、顕彰会の仲間たちとともに慰労の席を設ける。

 10/9夜は、高知で一泊。次の日から遅い夏期休暇をいただき、晩秋の北海道を旅する。
 旭川市郊外、紅葉の森に囲まれた「三浦綾子記念文学館」が心にのこる。12日が彼女の召天記念の日だとかで、その週は記念の催し物が数多く企画されていた。この日は、作品『母』についての講演があった。そのお話と次の日巡った小樽市立文学館・小林多喜二のコーナーに展示されてあった資料とが重なりとけあい、作品のイメージがさらに深まり心に迫ってくる。
 旭川、札幌、余市、小樽を巡り、東京に。新宿高層ビル42階に上がり「東郷青児」展を観る。
 4泊5日(+α)の旅を終え、昨晩帰宅する。今朝からは、あかつき館での日常が始まる。終日、机上に積まれた郵便物や書類の整理に追われている。気温差15℃に曝された身体が、ギシギシと悲鳴を上げている。
 
 長い長い「クジラのあくび」のお休みであった。

            読むたびに
                広井小6年 和田 笑子
        詩の時間 先生が
        『私の初恋』という詩を読みはじめた
        「てれやさんの士峰君を好きになった・・・」
        その一言で
        みんなが笑い出した
        はずかしくて下をむいた
        一言 一言聞くたびに
        ズキッ
        と心がいたんだ
        そんな時
        中学校に行った士峰君を思い出す
        今 士峰君は何をしているだろうか
        私のことはおぼえているだろうか・・・
        いろいろなことを思った
        この詩の一言 一言で
        ズキッ
        と今でもいたむ胸
        私の初恋はずっと進行中だ
            (幡多の子・1988年度)

 秋には恋がお似合いかもしれない。山の小学生たちも、いっちょまえに恋の詩なんか書いている。あれから30年がたった。笑子さんも士峰くんも、四十路を2つも3つも越えた頃だ。もう一度この詩に出会うことがあるのだろうか。
 2週間ぶりに、「児童詩コーナー」を張り替える。
 今日10月6日は、上林暁生誕115年の記念の日です!!
 「ネスト」で昼食をともにした世田谷ピンポンズさんと、二人で確認し合う。昼食は、ささやかな祝いの席へと変わり、こころの中でそっと「おめでとう!」を言いながらいただく。
 不思議なめぐりあわせで、明日午後2時から、近くの「ふるさと総合センター」で劇団「the・創」さんによる『びったれの証』~上林暁の生涯~の公演がある。ピンポンズさんも、劇中と幕が下りた後とに数曲歌ってくださる予定だ。まるで上林の誕生日に合わせたかのような企画である。はてさて、どれくらいの方々がおいでくださるのだろう。

 朝から体操服姿になって、「ふるセン」で舞台設定のお手伝い。16:00には小学生たちも来て、順次各幕・各場に合わせ練習が始まる。夜も18:00から最後の練習が入っている。地元から出演するメンバーにとっては、最初で最後の本格的な練習になる。こんなことで明日は大丈夫だろうか。