『何が良かったかって? それはね、私が東京であわただしく働いている時、その瞬間、もしかするとアラスカの海でクジラが飛び上がっているかもしれない、それを知ったこと・・・・』(もうひとつの時間)
『日々の暮らしの中で、無数の人々とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている。』(アラスカとの出合い)
『いいか、ナオコ、これがぼくの短いアドバイスだよ。寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ。離れていることが、人と人とを近づけるんだ。』(アラスカに暮らす)
 昨日は、県図書館協会理事会でお城下の県立図書館まで出張。
 出張の際は、ちょっぴり不便でも汽車を利用する。往復3時間余、ゆったりと読書に集中することができるから・・・。今回カバンに入れたのは、星野道夫『旅をする木』(文春文庫)。折に触れて何度となく読み返してきた本である。今回も、いくつもの心にかかる言葉たちと出会う。
『やわらかな四月の風が、張りつめた冬の大気を、季節に耐えた人々の気持ちを、ゆっくりとほぐしてゆく・・・・』 (早春)
 なにげない冒頭のこんな一節にも、心くすぐられる。

 二日ぶりの事務室、机の上には書類や郵便物が積み上げられている。ごそごそと処理をし、その後、企画展の展示写真を印刷していたら、正午のサイレンが鳴る。弁当を片手に、あわててPCに向かいブログを書いている。
 
 昼食後、腹ごなしの運動を兼ね、久しぶりに池の落ち葉をすくう。どっさりすくったが、70%の仕上がりってところ。
 その後は、展示パネル説明板、ポスターの再検討などなど、作業をしているうちにいつの間にやら閉館時間になっている。ちょっぴり進んだのかな。
 明日の夕方から、甲子園に行ってきます。アルプススタンドには入れそうもないが、何とか内野席にはもぐり込めそうである。中村高校の校歌を、腹の底から歌ってこよう。個人的には、春分の日、休館日を加え4連休。(これまでの数週間、週休1日で乗り切ってきた貯金でもある。)
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 四万十市内大橋通 旧ローソン跡地、5時起床、6時過ぎには列に並ぶ。すでに長蛇の列ができており、チケット入手が危ぶまれる。10時配布予定だが、あまりの人数に、7時前には、係の方が事前に確認をとって回る。なんと、わずか数人手前でアウト! 配布予定の300枚が終わってしまった。残念! 再度確認するも、つれない返事が返ってくるだけ。すごすごと退散する。何も知らずに延々10時まで待たされるよりかは、素早く対応してくださったことに感謝はする。が、あまりのあっけない結末に、どっと肩の力が抜ける。今朝の早起きは何だったのだ。おそるべし甲子園! さすが、高校野球!
 口惜しい気持ちをぐっと飲みこんで、配布会場を後にする。仕方なくネットで一塁側内野席を確認してみるが、すでに満杯状態。電車もホテルも予約済みなのに、さてさてどうしたもんじゃろのう・・・。

 傷心の身をひきずるようにして、8:30前、休館日で静かな事務室に入る。8:40、S工務店の方が来館。ただちに、2F廊下でピクチャーレールの設置工事を始める。昼すぎまでお付き合いしながら、企画展の展示準備でもしていよう。
 一日、事務室にいる。時折、図書室から上林全集を引き抜いてきてはコピーしたり、2階研修室にできあがった資料運び入れる。
あとはずっと、PCとにらめっこ。そして、全集から必要な作品を探し出し読んでいる。
 強風の中で、オホーツクの流氷のごとく、池が落ち葉で埋め尽くされている。でも今日だけは、見て見ぬふりをすることに。

 午後、宿毛市Оさんが、朗読テープを返しに寄ってくれる。これから「いやしの湯」でひとっ風呂だとか。うらやましい限りだ。
 閉館前、ALTのマシュー来館。Tさんに送る「寄せ書き」を持参。残り少なくなったスペースに送別の言葉を認める。明日の夜は、中村「一水」にて、送別会の予定。

 休館日の明朝10時、甲子園アルプス席の残り300枚のチケット配布があるとのこと。早朝から出かけるつもりではいるが、大変な競争率だとの声も聞こえてくる。いったい何時に出かければいいのか、不安ばかりが募る。ダメなら、内野席で我慢しよう。
 
 バタバタと時間だけが過ぎ、仕事はたっぷりと残る。18:00閉館後、あわててブログに取りかかる。
 昨日午後、館報「あかつき」第26号・最終校正稿がK印刷より届く。取り急ぎプリントアウトし、校正作業に入る。修正箇所なし、ただちにメールを入れる。文学講座・山本善行さんの講演、第14回上林暁忌俳句大会、文学館企画展、図書館企画展などの活動報告、紹介が中心である。従来は4ページなのだが、講演内容を多く入れたくて急遽6ページ立てにしてもらった。
 最後6ページの隅っこに、館長日記~ブログ「クジラのあくび」より~として、「あたりまえの生活があること」(2017・2・3)と「『あやに愛しき』を知っていますか」(2017・1・31)の二つの日記を抜粋して載せる。
 まもなく、町民の方々や顕彰会の皆さんにお届けできるだろう。

 千葉Iさんから、葉書が届く。
『年越しを船橋で迎え、気がつけば雪から雨に変わる季節になりました。//今日の船橋の空は真っ青です。青い空を見上げるたびに思い出していました。楽しかったなあ、会いたいなあ、酒飲みたいなあ。旅を続け、素敵な人ばかりに出会ってきました。・・・』 
 「Iさんの、その後」(2017・1・7)、「コウノトリの里へ旅立ったIさん」(2016・12・7)でも紹介した彼である。元気そうで何よりです。お父さんから受け継いだ仕事(思い)を大切にしながら、船橋の地で頑張ってください! また、お会いしましょう。

 昼休みの腹ごなしに、久しぶりに池の落ち葉をすくう。その周りの落ち葉はバキュームで。でも、掃除する傍らで、次から次へと落ち葉が舞い落ちる。ちょっぴり運動にはなったが、清掃の効果はなし。
 それ以外は、終日企画展『あやに愛しき』の展示資料づくりに時間を費やす。聖ヨハネ桜町病院に、病院全景写真などの使用の件で電話を入れる。担当の方が不在のため、明日のことに。高知新聞「こみゅっと」係には、企画展の紹介記事をメールする。ごとりごとりと仕事は前に。が、ゴールはまだまだ先のさき。
 小雨降る月曜日、朝から職員3名で「感想画コンクール」展示の片づけ作業に入る。企画展の準備に追われている私は、作業を免除してもらい、上林作品をコピーしたり、PCとにらめっこしたり。

 10:00前、金曜日に引き続き宿毛市Oさん、来館。今回は、大方短歌会Kさんと二人で、「続・たんじまんじの記」の読み方の確認作業を行う。昼休みまで、たっぷりと2時間かけて作業を終える。それでも、「まだまだ途中よ」と笑いながら帰られる。ほんまにご苦労さまです!

 14:00頃、思わぬお客様が見えられる。県立図書館の職員5名が、休暇旅行の途中立ち寄ってくれる。文学館を案内した後、図書館ものぞいてくれる。熱心に見学後、高知に向け帰路につかれる。先週には、館長さん。今週は職員さんと、あかつき館のことを気にかけてくださり感謝です。

 15:00、ティータイムを使って、転勤される高新T記者への「寄せ書き」を制作する。あかつき館職員6名が、それぞれに惜別の思いを書き込む。上には、幕末の僧・釈月性の七言絶句の一節『人間到処有青山』と、~遠く防人の地に旅立つTさんに送る~を大書し貼る。T記者には、一昨年の「又吉直樹さん&島田潤一郎さんの対談」の連載記事を始め、文学館や図書館企画展などの記事をたくさん書いてもらった。遠く離れた地に在っても、幡多での思い出を胸に活躍してほしいと願う。

 ティータイム後、奈々さんと美和さんは、町内各小学校に作品の返却に車で飛び出す。残りの職員3名で、町民ギャラリーやエントランスに設置していたパネル十数枚の撤去作業を行う。これで、「感想画コンクール」展も無事終了。